研究会について

鳥取荒神神楽研究会って?

平成23年に設立した団体で、鳥取県西伯郡伯耆町溝口に拠点を置き、神楽を広めるためのさまざまな活動をしています。

メンバーは8名(2016年11月末現在)です。

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神楽(かぐら)とは?

DSCF3745↑写真:備中神楽北山神能社

みなさんは、神楽(かぐら)を御存知でしょうか?

神事として娯楽として、華麗で勇壮な日本の伝統芸能です。それは、太古の昔から続く神の顕現であり祈りの形です。

たとえばスサノオノミコトがヤマタノオロチを退治する演目は、見たことがある方も多いのではないでしょうか。

本来は神事であり、農業の豊作を祈り収穫に感謝すること、また祖先崇拝の祈りとして集落と共にあるもので、部外者の立入りを許さず門外不出とされる場合もありますが、近年は一般の人も参加できるようになりました。

また、石見神楽のようにエンターテイメント性を高めて、大きなステージなどで上演されることも増えてきています。

神楽は日本全国にさまざまな形態で伝わっていて、それぞれにすばらしいものです。

中国山地に伝わる荒神神楽

太古の人々は、生命の根源を神と考えました。また、生きていくのに大切な火や水、そして、生命に脅威を与える天変地異や疾病なども荒ぶる神の神慮だと考え、それらすべてをまとめて「荒神」として祀りました。

春には五穀豊穣を祈り、秋には収穫に感謝して荒神神楽を奉納しました。また、日照りや疫病でたくさんの死者が出たときなどには、それを抑えるために荒神神楽が行われました。

医学や科学が発達していなかった古代に、生きていくための切実な祈りとして荒神神楽が行われてきたのです。

中国山地では、五行思想や修験道、仏教などの要素も習合した荒神神楽が、今も夜を徹して行われています。

それは、7年、9年、13年、33年の式年と呼ばれる年に荒神を祀る集落で行われ、古くは四日四晩、今は二日一晩から休日の昼から夜までなど12時間以上も舞われます。

神降ろしの神事で荒神を迎え、猿田彦大神が悪魔を祓い、岩戸開き、国譲り、大蛇退治(祗園・八重垣の能)などの神能が舞われます。そして明け方に託宣によって神託を得るのです。

荒神神楽は、太古より続く祈りと鎮魂の神事でありながら、芸能性も高い神楽なのですが、平野部や都市部ではそうしたことがほとんど知られていないのが現状です。

鳥取県の荒神神楽

鳥取県西部の日野郡には荒神神楽や、岡山県北部の備中神楽(びっちゅうかぐら)の流れを汲む荒神神楽が伝わっています。

江府町の下蚊屋荒神神楽保存会明神社(さがりかやこうじんかぐらほぞんかいみょうじんしゃ)は250年以上の歴史を誇り、鳥取県の無形文化財に指定されています。

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鳥取荒神神楽研究会を設立

日野高校郷土芸能部部長だった徳林亜美が中心となり、鳥取県立日野高等学校と郷土芸能部顧問教師の協力を得て、平成23年に荒神神楽を広める目的で設立したのが、鳥取荒神神楽研究会です。

nisimura↑写真中央 日野高校郷土芸能部元顧問 西村先生

鳥取荒神神楽研究会の目的

伝統芸能である荒神神楽ですが担い手の減少や、認知度不足などさまざまな問題を抱えています。

そのような状況の中で、鳥取荒神神楽研究会は以下の目的を持って活動をしています。

■目的

この会は、神楽の認知度が低い鳥取県西部を拠点とし、神楽の研究と普及・発展のためのあらゆる活動を行い、神楽の認知度を向上させ、地域資源として昇華し、地域に貢献することを目的とする。

■活動・事業の種類

(1) 神楽・古事記・神話の研究と普及
(2) 神楽の情報収集と発信
(3) 神楽と神話と史跡に関するイベントの開催と商品開発
(4) 文化芸能団体との交流と連携と推進
(5) 地域の伝承を元にした神楽の創作
(6) 神楽団の運営・神楽公演
(7) その他,目的を達成するために必要な事業

わかりやすい神楽の実演

まずは見て触れてもらおう。

鳥取荒神神楽研究会は10分程度の簡単でわかりやすい神楽を、観光施設やイベントなどで行うことで、神楽を観たことが無い人に神楽を知っていただくための活動を行っています。

それによって、神楽愛好者のすそ野を広げます。

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神楽や史蹟の視察

そして、神楽に興味がある方には、伝統芸能団体などの深みのある本格的な神楽を紹介します。

各地の神楽を見に行ったり、神社や神話にまつわる史蹟を見に行ったり、そういった活動も行っています。

これら視察活動は研究会員だけではなく、一般の方も参加できるものもあります。

地域と連携したイベント

また、地域資源、観光資源としての神楽の活用を研究し、地域振興に貢献します。

地域の方と連携したイベントの開催や、神楽と農業を組み合わせた取組みなどです。

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神社への神楽奉納

神社での神楽や浦安の舞の奉納を行っています。

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神楽団を創設しました!

鳥取荒神神楽研究会
地道に神楽の普及活動を続け、平成25年7月に神楽団を創設しました。

現在は約10分の演目である大国主の縁結び神楽と、事代主の鯛釣り神楽、そして浦安の舞の神社奉納を行っています。

恵比寿大国

⇒神楽団について詳しくはこちら

suiyan1⇒平成26年6月18日(木)日本海新聞の記事

神楽団員募集2

研究会員を募集しています!

鳥取荒神神楽研究会では、一緒に神楽研究などの活動を行う会員を募集しています。

入会金・年会費ともに無料です。

まずは気軽にお問い合わせください。

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