広島県庄原市東城三楽荘の雨水神楽に出演しました

2016年2月21日(日)広島県庄原市東城の三楽荘で行われた雨水神楽に、比婆荒神神楽社のお誘いで出演させていただきました。

朝8時半に溝口を出発、途中の日南町では雪景色にびっくりです。

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そして、道の駅「鯉が窪」で、パンを買わされる景山ムルと、それを拝むメンバーたち。

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景山ムルしぶい顔で首をかしげる。

そして、広島県庄原市東城の三楽荘に到着。

すでに雨水神楽の準備が整う

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立派な文化財の建物に、雨水神楽の準備が整っていました。

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神楽に使う道具などが備えられています。

この神前に向けて清めや祓いの神事舞が行われ、それから清められた道具を使って神能が舞われるのです。

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紙は神に通じていて、紙を切ることはとても神聖で大切なことです。

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比婆荒神神楽社の曲渕さんらが見守る中で、最終確認です。

そして、横山社長に呼ばれて、昼食をいただき話を聞きました。

この日のために溝口まで来ていただいたり、自宅に伺わせていただいて四時間以上も稽古をつけていただきました。

雨水神楽がはじまりました

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13時になり、司会の方のあいさつから雨水神楽がはじまりました。

お客様はぎっしりです。

昨年は、わたしたちは観客だったのですが、今年は出演させていただくことになりました。

楽合わせの打っ立て

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最初に楽器の音合わせをする「打っ立て」という演目です。

笛、手拍子、太鼓ですが、なんと、太鼓を両側から二人で叩きます。

柏平副会長の曲舞

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横山社長が、鳥取から来た鳥取荒神神楽研究会が舞いを披露させていただくと丁寧に紹介してくださいました。

観客のみなさまも、あたたかい拍手で迎えてくれました。

そして、柏平副会長が曲舞を舞い出しました。

曲舞とは、荒神神楽の基本となる舞の型で、最初に覚えるべき舞になります。

幣と扇子で天地を指しながら、円を描いて舞います。

この日のために、毎日稽古してきた柏平副会長は、緊張しながらもやり遂げることができました。

徳林会長の曲舞

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続いて徳林会長の曲舞です。

太鼓は横山社長に合わせていただきました。

神楽の本場である庄原市東城で、しかも比婆荒神神楽社の神楽に出させていただくことは、ものすごいプレッシャーでした。

比婆荒神神楽の曲舞は、所作が多くとてもむずかしい舞です。

一生懸命に稽古をしましたが、すべて習得することはできませんでした。

それでも、できる限りがんばりました。

感動のあいさつ

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舞の後に、あいさつの時間をいただきました。

徳林会長は感動のあまり泣いてしまいました。

比婆荒神神楽社のみなさま、横山社長、東城のみなさん、本当にありがとうございました。

猿田彦大神が斬り祓う

神事舞の最後は猿田彦大神の舞です。

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神剣をもって東西南北中央に斬り祓い、場を清めました。

神能 国譲り

この日は3時間の神楽なので、内容が短縮されています。

最後の演目は神話を題材にした神能の中から、大国主命が天孫に国を譲る「国譲り」になりました。

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フツヌシとタケミカズチの両神が舞い出し、大国主命を探します。

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国造りの御大徳の神である大国主命が舞い出します。

ゆったりとしたおおらかな舞は、熟練の技巧が必要で、座長クラスが舞う舞となっています。

比婆荒神神楽社では、もちろん横山社長が舞います。

福の種授け

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大国主命は集まる氏子に福の種として餅をまきます。

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両神が大国主命に国を譲るように迫ります。

怒った大国主命と両神は戦いになります。

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そこに大国主命と主従の契りを交わした稲背脛命(いなせはぎのみこと)が仲裁に入ります。

国譲りについては、大国主命の御子神である事代主命に聞いてはどうかと提案し、美保の岬で釣りをしている事代主命を呼びにいきます。

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事代主命は軽快に鯛を釣ります。

そして、親子勧請の末に国譲りに同意します。

大国主命は杵築大明神として出雲大社に、事代主命は美保大明神として美保神社に祀られます。

稲背脛命は鷺大明神として祀られます。

国譲りに同意しない荒ぶる神

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しかし、この国譲りに同意しない神がいました。

大国主命の御子神であり、出雲最強の武神とされる鬼王子、建御名方神(たけみなかたのかみ)です。

独り国譲りの妨げを成し申さんと、両神を相手に大立ち回りです。

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多勢に無勢と何度組み伏せられても、まだまだと立ち上がります。

観客からは建御名方神に応援の声が飛びます。

両神には加勢が現れ、最後には5対1の戦いになります。

荒ぶり奮闘する建御名方神ですが、5人に囲まれて最後は諏訪明神として諏訪大社に鎮められます。

この日の神楽はこれで終わりとなりました。

すばらしい神楽に出演させていただいて、とてもよい経験になりました。

比婆荒神神楽社のみなさん、横山社長、東城のみなさん、本当にありがとうございました。