奇岩・巨岩の修験の山「八金金華山」の山頂に鎮座する熊野神社を訪ねました

2015年7月5日(日)鳥取県西伯郡南部町東上八金(やかね)の金華山(きんかざん)に上りました。

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金華山のふもとには駐車場があり、参道入り口には熊野神社の鳥居が立っています。

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南部町指定文化財

金華山(きんかざん)

金華山は標高354メートルの山で、付近の山が花崗岩に対し、凝灰角礫岩(ぎょうかいかくれきがん)でできている。
凝灰角礫岩とは堆積岩のことで火山灰と角張った礫が堆積した岩石である。

また金華山の熊野神社社叢は、鳥取県指定の天然記念物となっている。
この社叢は山頂付近の自然林約7ヘクタールであり、高木層にスダジイを多くもつことを特徴とし、岩が露出する山頂部付近にはアカマツやヒノキの天然林も多くみられる。
また、山陰地方では希少なクロバイの小林部もみられる。

全山信仰の山として、その霊域は古くより修験道の行場として利用されている。
伯耆札所第二番の観音堂、役ノ行者石像、荒神祠、竹城の五輪塔と宝筐印塔があり、経筒の出土した山である。

頂上に熊野権現を祀るが、今は熊野神社になっている。

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山頂付近では、岩肌が露出し、奇岩、怪石、絶壁がある特異な地形を呈しています。

山麓の樹木は伐採されている

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鳥居をくぐると狛犬が迎えてくれます。

そしてすぐに景色は開けます。

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数年前に山麓の樹木が伐採されて、山頂付近の天然記念物の社叢部分にしか樹木は残っていません。

そこら中に巨岩が転がっています。

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5分ほど登って早くも休憩。

金華山は傾斜の急なところもありますが、20分程度で登れます。

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土器がいっぱい?

金華山は修験道の行場であり古い信仰の山です。

登山道からすぐ脇に入ったところの巨岩の隙間をのぞくと、土器のかけらのようなものがたくさんありました。

なにか儀式が行われていたのでしょうか。

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荒神宮の鳥居がありました。

この先には祠があるようですが、険しい感じなので今回は行きません。

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伯耆札所の第二番の観音堂は、山頂のすぐ近くです。

ふもとの八金集落では、集落の人たちがこのお堂に集まって食事をして泊まる講が行われていましたが、集落の高齢化もあって、数年前に集落の公民館で行うようになりました。

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巨大な樹木の間の道を登ります。

山中に巨大な神門が!?

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山頂近くに立派な神門があります。

こんなところにこんなものをどうやって建てたのか、昔の人はすごいなあと思います。10

天狗の足跡があるという岩にかけられたハシゴを登ると、山頂はもうすぐです。

山頂の奇岩・巨岩の隙間に建つ熊野神社

ハシゴを登って巨岩の隙間を抜けると、石の階段が見えてきます。

普通の神社に上がるような階段ですが、354メートルの山の険しい山道を上ってきて、山頂付近で突然現れるのですからびっくりします。

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この石をここまで持ってくるだけでもかなり大変だと思います。

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拝殿は巨大な岩に挟まるような形です。

拝殿のすぐ左にはテラスと呼ばれる凝灰角礫岩でできた巨岩が張り出していて、その先は断崖絶壁になっています。

そのテラスの上はまるで空中に浮いているかのようで、高所恐怖症の河合くんは、キャッキャキャッキャとはしゃいでいました。

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写真の右側に見える道が八金集落からの道で、登山道の入り口です。

徳林会長の座っているところのすぐ先は断崖絶壁です。

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足元の岩が凝灰角礫岩です。

見るからにもろそうです。

そして、このテラスからは本殿が見えます。

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山頂にこれだけのものを建てるのは、想像を絶しています。

南さいはく地域振興協議会の副会長で、八金集落の長老である山田繁さんに聞いたところ、「昔の人は暇だったんじゃねーか?」「暇ですることがないけん作っただがな」と笑っていました。

絶対にそれ違いますから!・・・

yamada

右のほがらかなおじさんが山田繁さんです。

金華山は20分くらいで登れて、奇岩・巨岩と天然記念物の森を抜け、そして頂上で熊野神社に参拝し、絶景を見渡せるというすばらしいパワースポットです。

道がわかりにくいので、南さいはく地域振興協議会の山田繁さんに問い合わせるとよいと思います。

南さいはく地域振興協議会

0859-66-5115

山田さんに「金華山に行きたいんですが」と伝えれば、どうにかしてくれると思います。

みなさん、是非、金華山に行ってください!

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「奇岩・巨岩の修験の山「八金金華山」の山頂に鎮座する熊野神社を訪ねました」への2件のフィードバック

    1. 昔は修験者が泊まっていたそうです。

      中腹の堂には二年前まで集落の集まりで食事と泊まりの講が行われていたそうですが、高齢化で集落の公民館で行うことになったそうです。

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