【秘境探検】鳥居龍蔵博士が驚愕した縄文原始のメンヒルストーン天宮さんに行きました!

2015年4月29日(日)鳥取荒神神楽研究会徳林亜美会長を隊長として、ネットで呼びかけて編成された調査隊は、なかなか辿りつけない秘境として話題になる「天宮(てんぐう)さん」に突撃しました。

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お気に入りのヤッケと母里氏子青年会の敬神崇祖Tシャツを着込み、ラッコと呼ばれる徳林亜美会長。

本格的な調査が待たれる縄文原始の巨石遺構

天宮さんは、鳥取県西伯郡南部町御内谷にある日本屈指とも言われる巨石遺構群です。

大正15年頃、日本人のルーツを研究テーマとし総合人類学者と呼ばれた鳥居龍蔵博士が視察に訪れてメンヒルストーンだと発表、それが新聞報道されたことで、昭和のはじめ頃まで多くの人で賑わいました。

しかし、戦後に訪れる人は少なくなり、案内看板なども無く場所がわかりにくいこともあって、今では訪れる人はほとんどいません。

天宮遺跡 会見町誌 第十一章 名勝、史蹟、文化財 より

御内谷大蔵山中腹に「天宮さん」といわれ、古くよりあがめられてきた巨石崇拝の遺跡がある。

古事記によれば、伊邪那美命(いざなみのみこと)は最後に火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)を生みて、ついに神避(かみさ)りましたが、そのご遺骸は、出雲の国と伯伎(ははぎ)の国の境比婆山に葬(かく)し奉ったと伝えられている。

伯耆、出雲、備後等に命の墳墓の地と里人により伝え祀られる聖域が存在している。地元でもイザナミノミコトの墳墓としてお祀りしている。

御内谷という部落名もこの聖域とのかかわりがあると思われる。

大正十五年鳥居龍蔵博士の調査結果により墳墓の地が一変し日本でも稀な、巨石崇拝遺跡であるといわれ、メンヒルとかストーンサークル等の専門語が山奥の人々の日常会話の中で語られたのは記憶に新しいところである。

調査の過程で人工による祭祀遺跡とか、人工による住居跡とか報ぜられているが、全山に散在する岩石の積み重なった状態は必ずしも人工であるとは断定しがたい。何れにしても、早期に学問的な解明が望まれる。

当時賀野村史蹟調査保存会が設けられ、調査、保護、紹介等に努力され、地域の関心を呼び参拝者が伯陽電鉄(電車)手間駅より御内谷の間アリの列のように絶えまなく続いたといわれる。

また、現地には開願の赤白のノボリが立ち並び、山麓には茶菓子、酒などの露店が出てにぎわった。

大正十五年を最盛期に昭和初期までの短い夢のような期間であった。

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イザナミの伝説が残る御内谷の古地図には、神話にちなんだ地名が多く見受けられる。

30箇所以上もの巨石遺構ストーンサークル

 

鳥居博士が視察時に記した地図には、30箇所以上もの巨石遺構やストーンサークルが山全体に散らばっている。

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真ん中左にある天宮神が今回目指す天宮さん、そしてその右にある大岩の二箇所を目指します。

縄文原始の森に向けて出発

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古来より信仰の対象として聖域とされた森は、人の手が入らない縄文原始の姿を残しています。

そのため珍しい動植物が見られます。

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かのこ(鹿の子)の木は、樹皮が自然にはがれて鹿の子供の模様に見えるためそう呼ばれているのだそうで、天宮さんのあたりにだけ生えているとのこと。

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太古の森に巨石がそこら中に見られる。

鳥がさえずり木々の緑が輝いて神気が溢れている。

霊峰伯耆大山に面している

天宮さんは大蔵山の東側の斜面にあるのだが、そこからは中国地方最高峰である霊峰伯耆大山(ほうきだいせん)を拝むことができる。

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ここからは人工物がまったくない太古の風景を見ることができる。

古代人たちもこの風景を眺めたのだろうか?

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そして、ついに天宮さんが見えてきました。

この迫力は写真では伝えきれません。

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続きは動画で確認してください!

この日は、金田熊野神社と宮前賀茂神社も参拝しました。

御内谷のある、あいみ富有(ふゆう)の里地域振興協議会エリアは、昔は賀野村(がのそん)と言ったのですが、これは賀茂神社の「賀」と熊野神社の「野」を足して「賀野」なのです。

昔は神社と地域が今よりもっと密接に関係していたのですね。

問い合わせはあいみ富有の里地域振興協議会の中井さんへ

さて、この天宮さんですが、場所がとてもわかりにくいのです。

興味を持ち行ってみようと思われた方は、まずはあいみ富有の里地域振興協議会の中井さんに電話をしてみてください。

中井さんは御内谷地区に住んでいて、鳥居龍蔵博士の調査資料や地図、資料などをいただけるかもしれません。

また、入り口まで案内してくれるかもしれません。

あいみ富有の里地域振興協議会

(総合福祉センター いこい荘内)

〒683-0227 鳥取県西伯郡南部町浅井983

TEL・FAX/0859-64-3504 中井

みなさん、天宮さんに是非ともお越しくださいね!

「【秘境探検】鳥居龍蔵博士が驚愕した縄文原始のメンヒルストーン天宮さんに行きました!」への4件のフィードバック

  1. こちらの情報のおかげで天宮さんに登ることができました。ありがとうございます!
    鳥取はもちろん山陰を代表するような磐座として知名度がアップすることをお祈りします。

    ロープに従って結局、山頂真下まで登りましたが、後半の大岩から上はかなりキツイですね(汗)

    さて、ルートで二箇所気になるところがありました。(1)案内図が2個ある曲がり道をすぎてしばらくのところ、道が長さ3m深さ50センチほど崩れて倒木があること(通行は問題なし)、(2)登っていって天宮さんのすぐ左側のロープの上に直径40センチほどの重たそうな倒木がありロープが張り詰めていたこと、です。

    すでに情報把握されてるかもしれませんが、登拝の際にはお気をつけください。

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