奴可神社神楽神事比婆荒神神楽を視察しました

平安時代創建の古社

奴可(ぬか)神社は、広島県庄原市東城町小奴可に鎮座する式内社で、平安時代の初期第52代嵯峨天皇御代引仁3年(813年)此の地を拓いた大船足治麿が亀山の麓にお祀りしたのが始まりで、往古は邇比都賣(にびつめ)神社と称し延喜式記載の備後国奴可郡一座とある御社ともいうそうです。
丹生山、つまり朱砂の産出地であり、たたら製鉄とも関係が深いようです。

神楽は一晩中舞われる

七座
神主による神事舞
国譲りの能
八重垣の能
荒神の能
神送り神事

17時から翌朝の5時頃まで、一晩中行われます。

比婆荒神神楽の神能

神能は比婆荒神神楽社が舞います。

演目のひとつである荒神の能は、江戸時代に作られたもので、高天原のニニギノミコトのところに、三匹の鬼が暴れているとタヂカラオとアメノウズメが報告に来ます。そこでニニギノミコトは武力ではなく諭して鎮めるとのことで、鬼たちに対して鎮まれば三宝荒神として祀ると約束をします。
そして、戦いが無く鬼は鎮まります。
鬼が出るのに戦いが無い、珍しい神楽です。

また、比婆荒神神楽社は、衣装も豪華であり、流麗な舞が見所です。

鳥取荒神神楽研究会で視察に行きました

17時からの神事ですが、集合が間に合わないので、伯耆町を19時に出発しました。
黒坂を抜け日野町、日南町を抜け、約1時間半ほどで目的地の奴可神社に着きました。少し迷いました。

猿田彦を呼ぶ導き舞

導き舞

拝殿の中では、神殿が作られ、すでに神楽が始まっていました。

神職さんによる導きの舞は、猿田彦神を説明する舞で、神楽の基本の所作がすべて含まれているという舞です。

白装束の猿田彦

比婆荒神神楽の猿田彦は白装束です。

猿田彦

二人出てきました。

猿田彦02

猿田彦01

猿田彦03

剣や長刀を持ち、激しく振り回します。

邪気を祓う勇壮な舞です。

茣蓙舞

茣蓙01

茣蓙02茣蓙

茣蓙03

茣蓙04

茣蓙を縄跳びのように跳びます。

これはとても難しいものです。

神職7人の龍笛はとても迫力がありました

神主04

神主03

神主02

神主

神主太鼓

太鼓を叩いておられたこの神職さんは、これが最後の神楽だろうとのことでした。

国を譲れとフツヌシ・タケミカヅチが迫る

両神01

ついに神能が始まりました。

国譲りは大国主命が天照大御神に国を譲る話です。

天照大御神の御使いであるフツヌシ・タケミカヅチの両神が舞い出します。

両神

両神02

稲佐の浜で大国主命を呼びます。

国造大国主大神

大国主01

大国主命が登場します。

大国主02

大国主03

大国主

とても豪華な衣装です。

大国主命は、座長クラスが舞います。

集まる氏子に福を授けばやと存じそうろう

福の種まき

竈巡りの舞の後、集まる氏子に福が授けられます。

お餅です!

福の種

徳林会長も大喜びです!

そしてここでタイムアップです。

途中ですが早朝4時から仕事の人もいるので、後ろ髪を引かれながら帰路に着きました。

拝殿前

奴可神社神楽神事は本当に素晴らしいものでした。

また行きたいと思います。

呼んでくださった比婆荒神神楽の荻原さん、本当にありがとうございました。

 

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