鶴田ごぼうの会・サイノカミわら馬作り体験

鳥取県西伯郡南部町鶴田の鶴田神社にはサイノカミさんがあります。
12月15日には、そのサイノカミにしっぽを焼いたわら馬と団子を持っていって、わら馬を投げてサイノカミの後ろの大木の枝に引っ掛けるという伝統があります。
高いところに引っかかるほど、良縁に恵まれるという言い伝えがあります。

そのサイノカミのわら馬を作る体験イベントが南部町で行われました。

わら馬

正体不明の謎の神・サイノカミ

サイノカミは、賽神、幸神などともされていて鳥取県西部に多く、縁結び、足の神、旅の神、道祖神、村境を守る神などとされます。
古くは木や石だったようですが、江戸時代には男女二柱の神が彫刻された大きな石のものが増えました。
イザナギとイザナミ、サルタヒコとアメノウズメ、クナトノカミとアラハバキなど諸説ありますが、正体は定かではありません。

鶴田神社

伯耆に伝わる伝承のひとつでは、サイノカミさんはオオクニヌシノカミに借金があり、それを返す代わりに縁結びの仕事をさせられていて、借金を返すために馬を欲しがっている。しかし、借金を返すと縁結びをしてもらえなくなるので、尻尾を焼いて売り物にならない馬を奉げるのだという話があります。

鶴田神社の氏子は片目が小さい?

神社参道

鶴田神社は大物主命と猿田彦命を祀っていますが、往古には八幡宮の摂社として山王権現と称していたそうです。
集落の方が、氏子は片目が小さいという言い伝えがあったと話しておられましたが、これは隣接する伯耆町や日野郡の広範囲に伝わる孝霊天皇の鬼退治伝説、楽楽福神社に伝わる話と同じであり、たたらや古代鉄の部族と関係があるのだと思われます。

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