6/18(水)鳥取荒神神楽研究会が日本海新聞に掲載されました

平成26年6月18日(水)日本海新聞の水曜ヤングのコーナーに、鳥取荒神神楽研究会が掲載されました。

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魅力伝えたい
宿泊施設や地域活動で披露、評判

「神楽を知ってもらいたい」―。鳥取県西部の20~30代の若者7人でつくる「鳥取荒神神楽研究会 神楽団」。毎日のようにホテル、旅館や地域の集まりで舞台に立ち、県内外の人に神楽の魅力を伝えている。

研究会は神楽と密接な関係にある神話などを地域住民と一緒に学ぶ会で、会長の徳林亜美さん(24)―南部町鶴田―ら有志が2011年に結成した。徳林さんは日野高校の郷土芸能部で荒神神楽に打ち込んだ経験がある。

研究会の活動を進める中、周囲から「何で神楽をやらないの」と声が上がり、神楽団の結成を検討。「神楽の魅力を広く知ってもらおう」と気持ちを固め、郷土 芸能部出身者と未経験者が一緒になって練習し、昨年7月に神楽団を結成。同9月、経済関係団体の集まりで初舞台を踏んだ。

多くの人に支えられ

神楽の伝承・普及に立ち上がった若者たち。その取り組みに感銘を受けた人から割安で衣装の提供を受けるなど、多くの協力に支えられて活動。伊勢神宮の遷宮 で神楽を奉献した全国トップクラスの「備中神楽北山神能社」(岡山県)とインターネットを通じて知り合い、指導を仰いでいる。

現在は神楽を見慣れていない人に楽しんでもらうため、少人数かつ短い時間で演じられる演目「大黒舞」を上演。出雲大社の主祭神で縁結びの神とされる大国主 命が主役とあって、皆生温泉の旅館に宿泊するツアー客や敬老会向けに2日に1度は舞台に立つ。評判は上々。五穀豊穣を願って5円玉などを和紙でくるんだ 「福の種」をまく場面では、拝むように受け取る人もあるという。

地域イベントにも力

地域活性化にも力を注いでいる。先月には、大国主命の蘇生神話ゆかりの南部町で、地元の清水川農事生産組合らと古代米を植えるイベントを開催。7月には無病息災を祈る大山の大神山神社奥宮の古式祭「もひとり神事」で神楽を奉納する予定だ。

知ってもらう入り口

活動の舞台が広がる中、徳林さんは「思っていた以上の人に喜ばれている。自分たちの活動は神楽を知ってもらうための入り口。見たい人や子供たちに親しんでもらえるようになれば」と情熱を燃やす。

神楽団は新団員を募集している。

スイやん編集室
○・・・神楽団の練習を見ていると、一人が舞っているのを残りのメンバーがじっくり見て、所作をまねたり、足の運び方を繰り返し学んでいた。経験者もいれ ば未経験者もいて、職業もさまざまだが、神楽の魅力を広めたいという熱量は皆から伝わってきた。思いを共有できる仲間が増えれば活動の幅も広がる。そんな 仲間がいることは幸せなことだ。伝統芸能の継承は地域の活力につながる。地域にさらに活力を注いでくれるのを楽しみにしている。
(西部本社 田子誉樹)

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