鳥取荒神神楽研究会会長徳林亜美が読売新聞に掲載されました

平成26年6月2日(月)発行の読売新聞に、鳥取荒神神楽研究会会長徳林亜美が掲載されました。

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創作上演 米子に種まく

鳥取荒神神楽研究会長 徳林亜美

米子市で神楽を広めようと活動する20~30歳代の若者グループ「鳥取荒神神楽研究会」(8人)が5月、皆生温泉に宿泊するツアー客向けにオリジナルの演目「大国主の縁結び神楽」の上演を始めた。市観光協会も注目する新しい出し物で、2011年7月に組織した研究会の取り組みが形になった。会長の徳林亜美さん(24)に、神楽による地域おこしについて聞いた。
(大櫃裕一)

---オリジナル演目はどんな内容ですか?

「江府町の下蚊屋荒神神楽保存会に伝わる、国譲り神話の演目を参考にした10分ほどの短い神楽で、オオクニヌシが耕した国土を見回して福の種をまくという内容です。演者は1人で、太鼓などの楽器を含めても少人数で演じることができ、神楽を知らない人にも分かりやすい内容です。」

---神楽の”さわり”といったところですか?

「そうですね。『神楽を広く知ってもらいたい』というのが研究会の原点で、宴会やイベントの余興などで気軽に見てもらえることを重視しています。舞台で観客にまく『福の種』は、和紙に5円玉と皆生温泉名物の塩あめを包んだもの。家族や仕事など様々な良縁をもたらす種です、と紹介し、反応はいいですね」

---上演するようになった経過を教えてください。

「米子市は神楽となじみのない地域ですから、研究会の結成と同時にPRを始めました。日野高校の生徒たちに地域イベントで演じてもらい、県西部の神話ゆかりの地の紹介に奮闘されていた『古代出雲王国研究会』の座談会を企画しました。12年11月には、県内の伝統芸能を演じる『郷土芸能まつり』を開催。神楽に接する機会を提供していくうちに、座談会の参加者らから、自分たちで演じたいという声が出て、演目の創作に至りました」

---今の活動はどんな様子ですか。

「衣装や道具を補完するために借りた伯耆町内の事務所で週2回、夜に練習しています。神楽の未経験者もいて、最初は下蚊屋の神楽をビデオで撮影し、スロー再生しながら手ほどきを受けて振り付けを覚えました。地域イベントへの出演を機に米子市観光協会と接点が出来て、その縁で皆生温泉での上演が実現しました。演目も増やし、観光客に『米子の名物』と認めてもらえるように頑張ります」

---5月に南部町で、古代米の田植えイベントに出演していますね。

「赤猪岩神社に伝わる、オオクニヌシの再生神話とのコラボです。神社の近くにある泉・清水井の水が再生に使われたというありがたい話にちなみ、その水を引いた水田で赤米を栽培する農事法人の取り組みに協力しています。神話にちなんで育てた穀物を土産品にしたり、私たちの神楽の『福の種』に使ったりすることで、6次産業化につなげたいと考えています」

メモ
米子市生まれ。県立日野高校(日野町)に入学直後、郷土芸能部に入部。スサノオのオロチ退治が題材の演目「八重垣能」で、オロチや稲田姫を担当、韓国と台湾への遠征を経験した。卒業後に市内で就職したが、神楽を知らない市民が多い現実に触れ一念発起。2年で会社を辞め、「神楽の仕事」を目指した。現在は南部町地域おこし協力隊の隊員。「大国主の縁結び神楽」では巫女(みこ)姿で司会や笛などを担当。


丁寧に指導していただいた大櫃記者、ありがとうございました。

※記事内容に、多少、実際と違うところがありますが、それはこちらの伝え方の不備ですのでご容赦ください。

 

 

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