明治ごんぼう村ふるさと市場で備中神楽を視察しました

平成26年6月28日(土)岡山県井原市で行われた明治ごんぼう村ふるさと市場リニューアルオープンで備中神楽を視察しました。

00明治ごんぼう村ふるさと市場、特産品の明治ごんぼうは、香りも強く太いです。

gonbougonboukun新鮮な野菜がとにかく安い!

01午前10時から神楽がはじまります。

hinamonto雛元太夫と記念撮影。

0302神事から始まり、役指し舞、導き舞、そして猿田彦の舞です。

天狗のような面をつけ、両手に扇子を持った猿田彦が激しく舞います。

ryoujin両神が舞いだし、臣能(国譲り)がはじまりました。

ookuni大国主神が登場。

福の種まきは大喝采です。

0405吉備津能

桃太郎のモデルになったとも言われる吉備津彦命、雛元太夫が舞います。

吉備津彦命と温羅(鬼)が戦います。

この日は、祇園(スサノオのヤマタノオロチ退治)の途中でお田植え神楽があり、とても興味深いものでした。

06備中神楽共栄社 江尻社長

そして、会場で共栄社の江尻社長とお会いすることができました。

江尻社長は、鳥取荒神神楽研究会の大国主神の衣装を作っていただいた方です。

思わぬところでお会いできて、感謝の言葉を伝えることができました。

とても気さくな方で、神楽のことや衣装のことをいろいろとおしえていただきました。

さすが大国主神の縁結びの力はすごいと感動しました。

6時間の神楽

備中神楽の本場で見る神楽は、すばらしいものでした。

迫力の舞、太鼓、歌、伝統の技に魅了されます。

みなさん人柄もすばらしく、気さくで親切で、とてもあたたかいです。

明治ごんぼう村ふるさと市場、みなさんも是非、行ってみてください!

 

備中神楽北山神能社が明治ごんぼう村ふるさと市場で舞います!

明治こんぼう村ふるさと市場リニューアルオープン!!

平成26年6月28日(土)明治ごんぼう村ふるさと市場がリニューアルオープンします。

20140628_gonborenew場所:明治ごんぼう村ふるさと市場

岡山県井原市芳井町種569-1(090-8711-3296)

日時:平成26年6月28日(月)9:00~

イベント盛りだくさん

ごんぼう君壁画除幕式、鳴滝太鼓、ふるさと子供神楽など

地域の極上グルメを無料のふるまい

明治ごんぼう入りだんご汁ふるまい

ジビエ料理 猪肉焼きふるまい

ごんぼうかりんとうDEチョコポッキーを作ろう

ごんぼう村自慢!季節のおすすめ商品

赤土で育った高原野菜

明治ごんぼう、馬鈴薯、にんじん、ほうれんそう、いんげん、キャベツなど

明治ごんぼう村の加工品

ごんぼうかりんとう、かしわ餅、味噌漬け、山菜おこわ、猪肉、米粉、手作りこんにゃくなど

井原市観光協会の紹介ページ

北山神能社とは?

岡山県井原市の備中神楽社中で、明治30年頃に創立、東宮御所にて天皇陛下への神楽奉献、ブラジル、ペルー、アルゼンチン、アメリカなどに文化訪問、伊勢神宮の遷宮などでも舞った実績実力ともに秀でた社中です。

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この日の神楽は、明治ごんぼう村ふるさと市場のすぐ近くで行います。

この日は朝10時から、

神事舞

臣能(国譲り)

祇園(大蛇退治)

吉備津

祇園の途中で「お田植え神楽」も舞われます。

みなさん、是非、遊びに来てください!

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出雲國大原神主神楽について2(三韓)

平成26年6月21日(土)古代鉄歌謡館にて、出雲國大原神主神楽を視察しました。

出雲國大原神主神楽について1(山神祭)
出雲國大原神主神楽について2(三韓)

三韓(さんかん)

戦後しばらくは禁止されていた神楽で、神功皇后が武内宿禰らを従えて朝鮮半島に渡り、新羅、百済、高句麗を征伐し宝を持ち帰るという、ひとつ間違えば国際問題に発展しかねないアグレッシブな演目です。

新羅、百済、高句麗の面はとても巨大で凶悪な面相であり、眉や口が動くようになっています。

激しい取っ組み合いの戦闘ののち三韓を組伏せ、武内宿禰は矛を突きつけながら「ヤマトの国に従うか!?」と問います。

「まだまだ」と奮起抵抗する三韓も、五度組伏せられてついに降伏します。

DSC_9249DSC_9254DSC_9255DSC_9256写真:武内宿禰

360年生きたとされる伝説的人物

武内宿禰(たけうちのすくね・たけのうちのすくね・たけしうちのすくね)は、景行天皇14年(西暦84年)から仁徳天皇55年(西暦367年)の大和朝廷初期に、5代の天皇に大臣として仕え国政を補佐したとされる伝説の人物で、紀氏、巨勢氏、平群氏、葛城氏、蘇我氏などの中央諸豪族の祖とされるが詳細は不明。

神功皇后の朝鮮出兵に同行します。

DSC_9257DSC_9267DSC_9277写真:神功皇后

神功皇后が朝鮮に辿りつくと・・・

DSC_9279巨大な面の三韓が現れます。

DSC_9290DSC_9292DSC_9298DSC_9305とにかく巨大な面です。

三韓は名乗りをあげて吠えます。

DSC_9310激しい戦闘がはじまります。

DSC_9323DSC_9328DSC_9346DSC_9380DSC_9503DSC_9547DSC_9562DSC_9550DSC_9567神功皇后は後方に控え、時折、弓を引きます。

三韓を組伏せ、「ヤマトの国に従うか!?」と問う武内宿禰、「まだまだ」と四度は刃向かいますが、五度目についに屈服します。

DSC_9538DSC_9569三韓は神功皇后らに宝物を捧げて服従します。

眉や口が動く巨大な面は、とにかく派手です。

次は畝傍山の演目に続きます。

出雲國大原神主神楽について1(山神祭)

平成26年6月21日(土)古代鉄歌謡館にて、出雲國大原神主神楽を視察しました。

出雲國大原神主神楽について1(山神祭)
出雲國大原神主神楽について2(三韓)

出雲國大原神主神楽とは?

島根県東部のほぼ中央部に「大原」という地方があります。日本最初の書物である「古事記」に登場する神話の舞台の一つであり、出雲大社を中心とする八百万の神と由緒深く結ばれた「神の国」と言われるほどの霊験な地域です。

この地域では古くから神主や村人たちによって神祭が行われ、中でも「神楽」「獅子舞」「田楽」等が多くの社中によって盛んに演じられ、しかも様々な芸態をとって上演されてきました。

「出雲國大原神主神楽」は西暦1850年代に復興しました。現在の島根県雲南市の大原地内や近隣の神主が「神楽組」を組織し、当時点在・散逸していた「神楽」を収集して伝承に当たったのがそのはじまりです。

その後、譜本にまとめて集大成するとともに、古くからの「宗教芸態」の形態を一時も村人の手に委ねることなく神主だけで正しく受け継いできました。従って只今では、日本の純粋な「神楽」の代表として高い評価を頂いています。

伝承曲は「七座」が7曲、「神能」が21曲ですが、その他に「湯立(ゆだて)神事」「御託宣(おたくせん)神事」といった修験色が色濃く残ったものや、「八ツ花」「式三番」といった独自の舞もあります。

---説明文は出雲國大原神主神楽リーフレットより

DSC_8969清めの舞が舞われ、今回の定期公演の説明が行われました。

地元で年に一度行われるこの神楽は、後継者育成のため若手のお披露目も兼ねているそうです。

写真撮影:河合勝齋

山神祭(さんじんさい)

DSC_8991↑写真:天児屋根命(あめのこやねのみこと)

天照大神が天岩戸に隠れたため、世界は暗闇になった。
事態の打開のため、神々は神楽を演じることになる。

天児屋根命(あめのこやねのみこと)は神楽に使う榊を天香具山(あめのかぐやま)に求め、無断で持ち帰ろうとするが、山の主である大山祇命(おおやまずみのみこと)にとがめられ奪い返されてしまう。

しかし、岩戸開きに必要な榊とわかり、快く献上する。

この演目は、演目「岩戸」に続くものです。

DSC_9025DSC_9033真榊を無断で持ち帰ろうとする天児屋根命を、大山祇命(おおやまずみのみこと)に見つかり咎められる。

DSC_9045↑写真:大山祇命(おおやまずみのみこと)

DSC_9057真榊を激しく奪い合う。

DSC_9070大山祇命(おおやまずみのみこと)が奪い返した。

DSC_9100しかし、天児屋根命が岩戸開きに使う真榊だと告げると・・・

DSC_9108うやうやしく真榊を献上する。

DSC_9112DSC_9114天児屋根命は喜び、大山祇命に剣を与える。

DSC_9121DSC_9125DSC_9130DSC_9158DSC_9224DSC_9242写真撮影:河合勝齋

真榊の激しい奪い合いが迫力のある神楽でした。

この神楽には、「どんな理由があろうとも、他人のものを勝手に取ってはいけないよ」という示唆が含まれているのだと神主さんが説明しておられました。

長くなったので次に続きます。

出雲國大原神主神楽について2(三韓)

7/17(木)古事記おじさん「多羅尾整治」の古事記座談会のお知らせ

2014年7月17日(木)淀江ゆめ温泉二階にて、古事記おじさん「多羅尾整治」の古事記座談会を行います。

古事記座談会201407日時:平成26年7月17日(木)18:00~21:00
※19:00の座談会からの参加も可能

18:00 一階レストランで食事(実費)
19:00 古事記座談会
20:00 休憩(おやつにふわりん蘇)
20:10 古事記座談会
21:00 終了

日本さいしょの歴史書である古事記を、ざっくばらんに勉強しましょう!

問い合わせ・申し込み
090-3374-6186 かいざわ

6/18(水)鳥取荒神神楽研究会が日本海新聞に掲載されました

平成26年6月18日(水)日本海新聞の水曜ヤングのコーナーに、鳥取荒神神楽研究会が掲載されました。

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魅力伝えたい
宿泊施設や地域活動で披露、評判

「神楽を知ってもらいたい」―。鳥取県西部の20~30代の若者7人でつくる「鳥取荒神神楽研究会 神楽団」。毎日のようにホテル、旅館や地域の集まりで舞台に立ち、県内外の人に神楽の魅力を伝えている。

研究会は神楽と密接な関係にある神話などを地域住民と一緒に学ぶ会で、会長の徳林亜美さん(24)―南部町鶴田―ら有志が2011年に結成した。徳林さんは日野高校の郷土芸能部で荒神神楽に打ち込んだ経験がある。

研究会の活動を進める中、周囲から「何で神楽をやらないの」と声が上がり、神楽団の結成を検討。「神楽の魅力を広く知ってもらおう」と気持ちを固め、郷土 芸能部出身者と未経験者が一緒になって練習し、昨年7月に神楽団を結成。同9月、経済関係団体の集まりで初舞台を踏んだ。

多くの人に支えられ

神楽の伝承・普及に立ち上がった若者たち。その取り組みに感銘を受けた人から割安で衣装の提供を受けるなど、多くの協力に支えられて活動。伊勢神宮の遷宮 で神楽を奉献した全国トップクラスの「備中神楽北山神能社」(岡山県)とインターネットを通じて知り合い、指導を仰いでいる。

現在は神楽を見慣れていない人に楽しんでもらうため、少人数かつ短い時間で演じられる演目「大黒舞」を上演。出雲大社の主祭神で縁結びの神とされる大国主 命が主役とあって、皆生温泉の旅館に宿泊するツアー客や敬老会向けに2日に1度は舞台に立つ。評判は上々。五穀豊穣を願って5円玉などを和紙でくるんだ 「福の種」をまく場面では、拝むように受け取る人もあるという。

地域イベントにも力

地域活性化にも力を注いでいる。先月には、大国主命の蘇生神話ゆかりの南部町で、地元の清水川農事生産組合らと古代米を植えるイベントを開催。7月には無病息災を祈る大山の大神山神社奥宮の古式祭「もひとり神事」で神楽を奉納する予定だ。

知ってもらう入り口

活動の舞台が広がる中、徳林さんは「思っていた以上の人に喜ばれている。自分たちの活動は神楽を知ってもらうための入り口。見たい人や子供たちに親しんでもらえるようになれば」と情熱を燃やす。

神楽団は新団員を募集している。

スイやん編集室
○・・・神楽団の練習を見ていると、一人が舞っているのを残りのメンバーがじっくり見て、所作をまねたり、足の運び方を繰り返し学んでいた。経験者もいれ ば未経験者もいて、職業もさまざまだが、神楽の魅力を広めたいという熱量は皆から伝わってきた。思いを共有できる仲間が増えれば活動の幅も広がる。そんな 仲間がいることは幸せなことだ。伝統芸能の継承は地域の活力につながる。地域にさらに活力を注いでくれるのを楽しみにしている。
(西部本社 田子誉樹)

鳥取荒神神楽研究会会長徳林亜美が読売新聞に掲載されました

平成26年6月2日(月)発行の読売新聞に、鳥取荒神神楽研究会会長徳林亜美が掲載されました。

読売2読売とっとりざっくばらん

創作上演 米子に種まく

鳥取荒神神楽研究会長 徳林亜美

米子市で神楽を広めようと活動する20~30歳代の若者グループ「鳥取荒神神楽研究会」(8人)が5月、皆生温泉に宿泊するツアー客向けにオリジナルの演目「大国主の縁結び神楽」の上演を始めた。市観光協会も注目する新しい出し物で、2011年7月に組織した研究会の取り組みが形になった。会長の徳林亜美さん(24)に、神楽による地域おこしについて聞いた。
(大櫃裕一)

---オリジナル演目はどんな内容ですか?

「江府町の下蚊屋荒神神楽保存会に伝わる、国譲り神話の演目を参考にした10分ほどの短い神楽で、オオクニヌシが耕した国土を見回して福の種をまくという内容です。演者は1人で、太鼓などの楽器を含めても少人数で演じることができ、神楽を知らない人にも分かりやすい内容です。」

---神楽の”さわり”といったところですか?

「そうですね。『神楽を広く知ってもらいたい』というのが研究会の原点で、宴会やイベントの余興などで気軽に見てもらえることを重視しています。舞台で観客にまく『福の種』は、和紙に5円玉と皆生温泉名物の塩あめを包んだもの。家族や仕事など様々な良縁をもたらす種です、と紹介し、反応はいいですね」

---上演するようになった経過を教えてください。

「米子市は神楽となじみのない地域ですから、研究会の結成と同時にPRを始めました。日野高校の生徒たちに地域イベントで演じてもらい、県西部の神話ゆかりの地の紹介に奮闘されていた『古代出雲王国研究会』の座談会を企画しました。12年11月には、県内の伝統芸能を演じる『郷土芸能まつり』を開催。神楽に接する機会を提供していくうちに、座談会の参加者らから、自分たちで演じたいという声が出て、演目の創作に至りました」

---今の活動はどんな様子ですか。

「衣装や道具を補完するために借りた伯耆町内の事務所で週2回、夜に練習しています。神楽の未経験者もいて、最初は下蚊屋の神楽をビデオで撮影し、スロー再生しながら手ほどきを受けて振り付けを覚えました。地域イベントへの出演を機に米子市観光協会と接点が出来て、その縁で皆生温泉での上演が実現しました。演目も増やし、観光客に『米子の名物』と認めてもらえるように頑張ります」

---5月に南部町で、古代米の田植えイベントに出演していますね。

「赤猪岩神社に伝わる、オオクニヌシの再生神話とのコラボです。神社の近くにある泉・清水井の水が再生に使われたというありがたい話にちなみ、その水を引いた水田で赤米を栽培する農事法人の取り組みに協力しています。神話にちなんで育てた穀物を土産品にしたり、私たちの神楽の『福の種』に使ったりすることで、6次産業化につなげたいと考えています」

メモ
米子市生まれ。県立日野高校(日野町)に入学直後、郷土芸能部に入部。スサノオのオロチ退治が題材の演目「八重垣能」で、オロチや稲田姫を担当、韓国と台湾への遠征を経験した。卒業後に市内で就職したが、神楽を知らない市民が多い現実に触れ一念発起。2年で会社を辞め、「神楽の仕事」を目指した。現在は南部町地域おこし協力隊の隊員。「大国主の縁結び神楽」では巫女(みこ)姿で司会や笛などを担当。


丁寧に指導していただいた大櫃記者、ありがとうございました。

※記事内容に、多少、実際と違うところがありますが、それはこちらの伝え方の不備ですのでご容赦ください。