4/18(金)あいみ富有の里備中神楽北山神能社神楽公演レポート

2015年4月18日(金)あいみ富有の里総合福祉センターいこい荘大広間にて、北山神能社備中神楽公演が行われました。

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北山神能社について

明治30年頃、岡山県井原市にて創設され100年以上の伝統を誇る実績実力とも秀でた神楽社中です。

昭和45年 大阪万国博覧会にて備中神楽公演
昭和53年 宮中東宮御所「日月の間」にて天皇陛下奉献
昭和54年 ブラジル、ペルー、アルゼンチン、アメリカ等に文化訪問
平成4年 岡山県営農文化交流でインドネシアに派遣神楽
平成5年 伊勢神宮にて奉献
平成10年 NHK「ふるさとの伝承」に出演し全国放映
平成12年 全国神社総代大会で岡山県の郷土芸能として紹介
平成13年 大阪えびす神社、京都岩清水八幡神社にて奉納神楽

北山神能社一行は、岡山県井原市を昼前に出発し、14時半頃にはあいみ富有の里に到着しました。

96畳の会場にざぶとんが敷かれ、竹が立てられ陣幕が張られ、神殿(こうどの)が築かれていきます。

神楽太夫による見事な切り紙によって飾りや御幣が作られます。

今回の太鼓は地元金田の熊野神社宮司山本清明氏に借りました。

金田は蛍で有名な金田川がありますね。

南部町副町長も激励に来てくださりました。

司会を務める鳥取荒神神楽研究会会長の徳林と部員の柏平は着物です。

満員御礼です!

18時45分、備中神楽の前に、地元の方によるひょっとこ踊りが披露されました。

おもしろいひょっとこ面をつけ、軽快な音楽に乗って腰を振りながらの踊りに、会場は大爆笑です。

DSC_1057司会の徳林よりあいさつ。

そしてついに備中神楽が始まりました。

榊舞(さかきまい)

神楽の始めにあたり、神殿(こうどの)、神職、神楽太夫、氏子、その他いっさいを清めるために舞う。巫舞(かんなぎまい)と呼ばれる古来よりの神事舞。

榊の葉を噛み、まいて清めます。

スサノオノミコトが舞いだして祇園が始まりました。

祇園(大蛇退治)

スサノオノミコトがクシイナダヒメを救うために、頭と尾が八つあるヤマタノオロチを酒で酔わせて退治する勇壮な演目。酒造り松尾大明神の軽妙な茶利(お笑い)も見所。

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テナヅチ、アシナヅチの爺婆が出てきて嘆き節。

娘のクシイナダヒメをヤマタノオロチから助けてくれとスサノオノミコトに頼みます。

DSC_0857DSC_0862クシイナダヒメを嫁にすることを条件にヤマタノオロチ退治を承諾するスサノオノミコト。

そしてクシイナダヒメとの祝言が行われます。

DSC_0874可憐ではなやかなクシイナダヒメ。

八雲たつ出雲八重垣 夫妻隠(つまご)みに

八重垣つくる その八重垣を

DSCF3751そしてついに・・

酒作り松尾大明神です!

DSC_0889出雲の国から法勝寺電車に乗ってやってきた酒作りの神様。

ヤマタノオロチに飲ませる酒を作ります。

演歌を歌い、ダジャレを放ち、観客は大爆笑です。

DSC_0897木名玉大明神と室尾大明神も出てきて、酒作りはクライマックス!

DSC_0895毒酒ができるとスサノオノミコトが幕掛りの舞により大蛇退治の準備を整えます。

DSC_1043DSC_0963そしてヤマタノオロチがあらわれました!

DSC_1018激しい戦いです!

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激しい戦いの末、ヤマタノオロチを打ち取ったスサノオノミコト、大蛇の尾より宝剣アメノムラクモノツルギを得ます。

これが皇室の三種の神器となるのです。

そして最後の大国舞です。

DSC_1047大国舞

出雲大社の祭神であり農耕と医療、政治とまじないの神として国を造り、赤猪岩神社や清水井にも再生、復活、昇運の神話を残す大国主命が五穀豊穣と子孫繁栄を祈って舞い、縁結びの福の種をまくありがたい演目です。

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南部町とも縁深いオオクニヌシノミコトの登場に会場はひときわ大きな拍手に包まれます。

DSCF3786主催者から福の種が渡され、それを会場に集まるみなさまにまきます。

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福の種が舞うと拍手と歓声が上がります。

そしてあっという間の二時間が終わりました。

 

DSC_1062会場であるあいみ富有の里地域振興協議会副会長の野口様よりしめのご挨拶。

はじめての備中神楽公演でしたが、北山神能社のすばらしい神楽は、集まった人々を魅了しました。

「こんなにおもしろいとは思わなかった」

「神楽に笑いがあるとは知らなかった」

「二時間は長いと思っていたがあっという間だった」

「神楽を呼んでくれてありがとう」

「すごくおもしろかった。また観たい」

割れんばかりの拍手と喝采、集まった人々の笑顔に、今回の公演を企画して本当によかったと思いました。

 

北山神能社のみなさん、本当にありがとうございました。

そして関係者、スタッフのみなさま、おつかれさまでした。

このすばらしい神楽を、次は岡山に観に行きたいと思います。

みなさま、ありがとうございました。

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